2週間ぶりの活法稽古。
今回は、前回の復習で腰痛に深い関係がある腓腹筋とヒラメ筋の調整。
仰臥位での腰椎3番回転調整。
まず、腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱の圧痛検査。
圧痛が少ない方から施術。
痛みが少ない方の膝を90度に曲げ、肋骨下角に両手を重ねて置く。
受者の膝を曲げた反対側に位置し、膝を直角に上げ、
その膝の位置に自分の丹田がくるように片膝立ち。
肋骨下角に置いた受者の両手を上から軽く抑え、
ゆっくり、骨盤をつぶさないように膝を手前に引き、
もう一方に手を腰椎3番に添える。
その手の肘で、骨盤を手前に引き寄せ、
密位になったところで、クンと腰椎を回転させるように圧を加える。
終了後、もう一度、腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱の圧痛検査。
痛みがだいぶとれている。
いつもながら不思議だ!
両側が終了後、伏臥位で再度腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱の調整。
脚の拳上検査。
仙骨に両手を十字に重ね軽く抑える。
片方づつ足を拳上。
上げやすい方から調整を行う。
次に、
足側から腓腹筋とヒラメ筋を把握して圧痛検査。
拇指と虎口で、遠位から近位へ強擦。
膝を90度に曲げ、膝横を正座した両足で挟んで固定。
踵を上から抑え、足先を下に、更に外旋。
密位になったところで位置を保持してもらい、
下から元の位置方向へ圧を加える。
3秒程そのまま保持した後に、一気に脱力。
踵を側拳叩で氣を通す。
腰痛が酷い場合は、踵の後角に手刀で強めに2~3回叩く。
また、前脛骨筋や腸脛靭帯へ手刀で刺激。
再度同じ調整を行い、圧痛検査。
すごい、痛みがほとんどなくなっている。
脚の拳上検査も、明らかに上がるようになっている。
活法。身体の不思議を毎回感じる。
自然と体が動くように、効果がバッチリ出るように。
もっと精進します。
ありがとうございます。