合気柔術稽古3回目

今回も、又割をみっちり行う。が、一向に柔らかくならない。

自宅にそのスペースが無いというのは言い訳だ。
やろうと思えば、会社でも、施術の店でも、自宅前の道路でも、
できるはず。

次回までに、もう少しでも成果を出さなくては・・・

前回の稽古では、
2回目の超初心者なのに合気上げが何となくできてしまった。

師匠は、稽古が2週間も空いてしまっているのに
覚えて下さっていた。

今回も、まずは師匠が何種類か合気で技をかけたり、力でかけたり
と、違いの感覚を身体で教えて頂く。

そして、合気上げの実戦稽古。
スゥー・・・
今回も合気上げができた!

師範は満足げに、次の段階に行きましょう!と笑顔でおっしゃる。

今度は、合気上げで相手の腕を上げ、そのまま相手の体勢を崩して倒す。
技の名称はわからないので、合気投げとでも仮にしておこう。

私が合気上げをすると、ある程度腕を上げたところで、
相手の手が離れてしまう。

師匠が行うと、私の手が、師匠の手にくっ付いてしまい離れない。
そのまま体勢を崩されて投げられてしまう。
これまた不思議な技だ。

師匠曰く、合気がまだ弱いから。
合気をコントロールして。
練習すれば必ずできる。

師匠は必ず私を励まし、褒めてくれる。
なんとも優しい指導者だ。

さあ、もう一度・・・
手が離れる。

師匠が行う。
あれっ! と思った瞬間に投げられる。
手を離してやろうと意識するが、離れない!

3回ほど練習すると、
師匠がコロっと倒れた。
そう!その感覚を忘れないで!

あれ?出来たのか?

もう一度やってみましょう。

・・・
合気上げで手は上がるけど、また手が離れてしまう。

師匠は、頭で考えてやったでしょう?
頭で考えたら出来ないよ。感覚だから。出来た時の感覚を思い出して。
と。

無心になり、何度か練習していると、
師匠がコロっと倒れた。
そう!その感覚!

んー。感覚。難しい。と言うと、師匠は
難しいと思うから出来ないんだ。
出来て当然と思ってやってごらん。と。

よし!出来て当然。出来た時の感覚を思い出し、無心になって・・・
何度かめにまた出来た。

今回はそこで時間切れ。

どうやら、これでも、私は出来るようになるのが速いそうだ。
師匠に褒められ、気分がいい。

又割もそうだけど、この感覚。
忘れずに修行あるのみ。

ありがとうございます。