古武術整体(活法)稽古11

古武術整体(活法)稽古11回目。

技を色々と学んではいるものの、なかなか施術の仕事で使えていない。

活法は痛みをとり、動けるようになる技で、
怪我に対応する目的の技が殆どだ。

職場はリラクゼーションの店なので、周りのスタッフの目や耳が気になる。
リラクゼーションの店舗では、治療行為は法律違反だ。

また、お客様のご来店目的がリラックスを求めている場合も多い。

腰が痛い・・・とご来店されたお客様には、治療はできませんが
筋肉をほぐすことで、結果的に痛みが取れる場合もある。
と説明し、活法の技を使ったこともある。が、まだ少数。

もっと技の種類を覚え、熟練してくると、何気なく施術中に
技を使えるかもしれない。。。

今日の稽古は、前回の復習の大腰筋と腓腹筋をゆるめる調整法。
鍼灸師のHさん、途中からOさんが参加。

大腰筋の調整は、仰臥位で足の外旋を確認し、筋力検査。
片方の足を45度に挙げ、足先を外側に45度開く。
そのままの位置で、外側45度下方へ圧を加える。

次に大殿筋の圧痛検査。
小転子の大腰筋停止部を押し痛みを検査。
通常は痛みがある方が筋力も弱い。

左右検査し、強い方・痛みが無い方に調整。
受者の小転子の位置に自分の丹田が来るように正座。
膝を受者の足首下へ差し込み、
足を拇指から背屈させ、拇指球を押さえながら内転。
同時に、小転子を自分の拇指で軽く触れ、押さえた拇指球を壁にして
骨盤を挙上させる。
1・2・3のタイミングで一気に脱力。
深呼吸。

術後は再度検査をして効果を診る。
痛みがとれ、筋力も強くなる。

次に、腰痛に深い関係がある腓腹筋とヒラメ筋の調整。
受者は伏臥位。
足側から腓腹筋とヒラメ筋を把握して圧痛検査。
拇指と虎口で、遠位から近位へ強擦。
膝を90度に曲げ、膝横を正座した両足で挟んで固定。
踵を側拳叩で氣を通す。
腰痛が酷い場合は、踵の後角に手刀で強めに2~3回叩く。

応用で、大腿二頭筋短頭の起始部と外側広筋の隙間の圧痛検査と強擦。

調整後は、再度圧痛検査。

これは、施術の仕事でも出来そうだ。


ありがとうございます。
もっと精進します。