古武術整体(活法)稽古14

今年最後の活法稽古。

先週に引き続き、肩関節の調整、足首調整、腰椎3番回転調整。

肩関節の調整、受者は横臥位。
①三角筋下部と前腕部をもって肩関節を上下に調整
②三角筋を両掌で挟んでゆるめる
③肩甲骨を拳上しながらまわして調整
④手首と肘をもって肩関節回し
⑤腕を頭上にもっていき、肩甲骨と骨盤を伸展して終了

足首調整、受者は仰臥位。
足首筋力検査後、
①受者の足の内側から足底に拇指、四指を甲側にあて
 足首を密位にしながら内側持ち上げ回すように丹田の位置へ移動
 逆の手を添え更に密位にし、丹田に向かってクンと引く
②受者の足の間に膝を立て、足の外側から足首を内側に倒す
 逆の手を添え、膝を中心に回転しながら足首を密位にしクンと引く
③受者の足の内側ふくらはぎの下から踵側に手を滑らせ、踵を持つ
 逆の手の手根を足首の上に添え、四指は踵側。
 下から踵を持った手は上に、上から添えた手は下にクンと圧をかける
④脛骨を真上に来るようにし、前脛骨筋(足三里・上巨虚・豊隆・下巨虚等のツボ)を手掌で圧迫刺激
 拇指で長腓骨筋(三陰交・漏谷・地機・陰稜泉等のツボ)を圧迫刺激
 太衝と足臨泣を刺激
⑤脊椎をゆるめて終了

腰椎3番回転調整、受者は横臥位。
伏臥位で腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱を拇指で圧痛検査。
仰臥位で膝を90度に曲げ、腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱を把握し圧痛検査。
①痛みが少ない方の膝を90度に曲げ、肋骨下角に両手を重ねて置く。
 受者の膝を曲げた反対側に位置し、膝を直角に上げ、
 その膝の位置に自分の丹田がくるように片膝立ち。
 肋骨下角に置いた受者の両手を上から軽く抑え、
 ゆっくり、骨盤をつぶさないように膝を手前に引き、
 もう一方に手を腰椎3番に添える。
 その手の肘で、骨盤を手前に引き寄せ、
 密位になったところで、クンと腰椎を回転させるように圧を加える。

毎回、稽古内容を忘れないようにまとめているが
どうしてもうろ覚えの箇所が・・・

身体の使い方、力の方向、圧や力の入れ方など、
体感覚と記憶の訓練だ。

うーん。

がんばります。
ありがとうございます。