古武術整体(活法)稽古23

今日は、訪問マッサージのOさんが休みで先生とマンツーマンで稽古。

先週に引き続き、肩関節の調整と、
昨年9月の初稽古で教えてもらった骨盤の調整。

立位で肩関節の可動域の検査
横臥位
・三角筋上部と前腕部をもって肩関節を上下に調整
・三角筋を両掌で挟んでゆるめる
・肩甲骨を拳上しながらまわして調整
・手首を持って腕を拳上し、腕を振りながら三角筋、上腕筋、前腕部をほぐしてゆるめる
・手首と肘をもって肩関節回し
・肩関節の伸反射
 腕を伸ばし背中側に伸展
 初めから密位にしてしまうと痛みが大きいので、
 3回位に分けて密位まで伸展する
 伸展したら手を放し、太ももに手を当てて止めるようにする
・手首を持って腕を拳上し、腕を振りながら三角筋、上腕筋、前腕部をほぐしてゆるめる
・腕を頭上にもっていき、肩甲骨と骨盤を伸展
仰臥位
・拇指と小指を下から拇指と示指で把握し、腕を振って肩関節をゆるめる
 その後、腕を外側・内側に回し、肩関節をゆるめる
・手首を持って、三角筋、上腕筋、前腕、手の甲、手掌をほぐしてゆるめる
・手首と肘を持って肩関節を回旋調整(すり回し)
 肘を足側から頭方へ外回し
 音がする箇所で止め、肘を上から押して肩関節を密位にする
 クンと押圧
 肘を頭方から足側へ内回し
 ひっかりや硬い箇所で止め、
 肘を曲げ、手が耳横の位置にする
 上腕二頭筋を内側から把握して上腕骨が内旋するように密位にする
 手首を持ち、内側から外方へ前腕を外旋して密位にする
 クンと加圧
・手首を持って腕を拳上し、腕を振りながら、
 大胸筋、棘上筋、三角筋、上腕筋、前腕をほぐしてゆるめる
・手首を持ったまま、腕を降ろし、腕を鞭のように上腕三頭筋が床に触れるように振る
立位
・受者の前方45度の位置で、腕を肩の高さに上げ、回内し小指を上に向ける
 手首を拇指を下にして外側から把握、続いて内側から把握。
 肩関節を密位にしたまま、ポン、ポン、ポンと3回牽引。

骨盤の調整
立位
・受者の後ろから腸骨稜の高さを検査(高い方の脚が外旋)
・足先の外転検査
・前屈可動域検査
・前屈し、外転している足を内転して深呼吸
 ゆっくり戻って、内転させた足を戻す
・前屈可動域検査
・腸骨稜の高さ検査
・足踏みして違和感の検査

大腰筋、股関節の調整
仰臥位
・足先の外転検査
・足を上げ筋力検査
 外転側は力が入りづく筋力が弱い
 ※筋力検査の結果、逆の反応の場合は乱調切断(太陽神経叢の一点調整)
 足を45度に外転し、上から拇指球を四指で把握、導引調整
・外転側の踵を内側の手で下から把握して足を拳上
 膝を曲げ外側から内側へ骨盤が浮かないように股関節を回す
 静かに足を内転したまま床に降ろし、内転のまま
 調整したエネルギーを保存するため、
 面から線、線から点と徐々に手を離していく
・内転側の踵を内側の手で下から把握して足を拳上
 膝を曲げ内側から外側へ骨盤が浮かないように股関節を回す
 静かに足を内転したまま床に降ろし、外転のまま
 調整したエネルギーを保存するため、
 面から線、線から点と徐々に手を離していく
・足先の外転検査
・足を上げ筋力検査

今日の稽古は、いづれも今まで行った技の復習。
うろ覚えや忘れてしまっている動きが大分ある。
先生曰く、何度もやらないと出来るようにはならない。

その通りだ。
初稽古で習った技をやっていると、ふと入門当時の記憶が甦る。
たった6か月間で、色々な技を伝授していただいている。
まだまだ出来ない技だらけだが、明らかに進歩している。

ありがとうございます。
施術でお客様を少しでもお楽にできるよう、もっと精進します。