合気柔術稽古8回目

今回も基本の座位での合気上げ。
先日の古武術で練習した、手の内の使い方を思い出しながら技をかける。

両手は難なく腕が上がる。
片手づつになると、左は上がるが右はどうしても力が入ってしまい
中々上がらない。
脱力を心がけながら、氣を通すイメージと、上げる方向を意識する。

師匠は、そうそう。
と言いながら腕が上がる。

次に、座位で腕を両手でつかみ、横に倒す技。
これも、倒す方向を意識しながら氣を通すイメージ。
コロリ。

うん。古武術の稽古が役に立っている。

続いて、座位と立位で小手返し等の手首を極めて倒す技。

やはり脱力が難しい。
極められず倒せずに膠着状態になり、
力を抜いて体重をかける。

師匠が、おおっと言いながら転がる。

やった!
と思ったが・・・

師匠は笑いながら、今のは力ではなかったけど、氣でもなかったね。
体重をかけたね。

体重移動で相手を崩すやり方もあるし、効果的だ。
古武術や柔術ではとても有効で重要な要素だね。

でも、力も体重も使わずに、「氣」を相手に通して崩すのを覚えてください。
そのためには、自分がゆるんで、相手と同調しないと「氣」は通らないよ。

・・・古武術で覚えた体重移動での崩しが見破られた。

古武術の崩しが使えたのはうれしいけど、
今回も脱力と同調に苦労する。

あっという間に稽古時間が終了。

ありがとうございます。
もっと精進します。