今月は、月3回目の稽古。
やはり続けて行うと、技や体捌きに身体がすんなりと反応する。
と言っても、自分の中での比較なので、まだまだ力が入り、
先輩からは「技になっていない」と、よく指導を受ける。
今日も先週に引き続き、大東流も稽古をしているSさんからも指導を受ける。
師範はどちらかというとダイナミックな技と動き。
Sさんは1つ1つの動きにこだわり、細かい力の移動や体重移動そして
手の内が得意だ。
Sさんと先週約束していた通り、柔道の技を味わいたいとのことだったので、
背負い投げをゆっくりとかける。
ゆっくり背負い、ゆっくり落とす。
Sさんは受け身がとれず、背中からドスンと落ちそうになるのを
道着を引き上げて衝撃を減らす。
やはり、柔術の投げとは全く違うようだ。
Sさんは、へぇー! こんな感じなんだ! ととても嬉しそう。
研究熱心な方だ。
そんなSさんからは手の内を教えていただく。
師範は技をこう掛ける。
でも、こうやるとどう?
これ、結構いけるでしょ?
ああ、これは効かないのか・・・
など自分でも試してみたいことを色々やってみている。
技の稽古というか、その前の崩しの稽古だ。
柔道もそうだが、いきなり技をかけて投げられることは滅多にない。
やはり技に入る前の崩しが重要だ。
ただ、古武術・柔術の崩しは非常に微細な感覚が必要。
わかる人にはわかる。
できる人にはできる。
わからなければ、できるようにはならないよ。
あなたは、わかるから、練習すればできるようになるよ。
と、うれしいお言葉を頂く。
この微細な感覚は施術でも重要だ。
ありがとうございます。
もっと精進します。