古武術活法稽古 13

今日は、初めて稽古に参加した時にお会いしたMさんが稽古に来た。
Mさんは合気道の有段者。
大東流をやっているSさんと、どことなく雰囲気が似ている。

そして、初めてお会いする黒帯のTさん。
Tさんも久しぶりに稽古に来たという事で、
Tさんと組んで基本技の稽古。

師範とも、大東流のSさんとも、
また、白帯のいつもご一緒させていただいている先輩とも
技の極め方が少し違う。
・・・丁寧だ。
身体がとても柔軟で、私の技が極まらない。

Tさんは、基本技の動きを丁寧に、ゆっくりと指導して下さる。
重心の崩し、力の方向、関節の極め・・・。

中途半端な技では投げることも、極めることもできない。

考えながら技をかけると、余計なところに力が入り、動きがぎこちなくなる。
益々技が掛からない。悪循環だ。

基本の大切さが身に沁みる。

次に、合気道のMさんと組んで稽古。
応用技や崩し方をご指導くださる。

やはり、大東流のSさんと同じ、研究熱心だ。
この流派や大東流ではこうやるけど、私がやっている合気道ではこうやる・・・
ズバッと投げられる。
技の切れが凄い。

合気道は足を使った動きが多く、体捌きが少し違う。
そして、投げられる時はあっという間だ。
技が速い。

もちろん、投げられないように踏ん張り、
極められないようにしているが、
あっという間に崩され、関節を極められ、投げられてしまう。

凄い。

改めて、技の奥深さを実感。

ありがとうございます。