古武術整体(活法)稽古28

今日は先生とマンツーマンで稽古。

日本人がかかえる不調のNO.1。
何度も稽古を行っている腰痛の調整。

今回は、新しい手技も加わり盛りだくさんの稽古だ。

1.痛みの場所を確認
2.骨盤の高さ検査
3.膝裏硬縮の導引調整
4.股関節と膝を直角に曲げ、膝裏に大腿部を当てて上に回すように
 牽引調整
5.膝の水抜き
6.仙腸関節の調整
 伏臥位で仙腸関節の圧痛検査
 痛みのある場所に四指を当て、膝を直角に屈曲
 そのままの姿勢で股関節を外転し、圧痛が無くなる、または、
 少なくなる位置で止め、膝を持ち上げて、ドスンと落とす
 圧痛検査
7.大腰筋の圧痛検査・筋力検査
 仰臥位で小転子を押圧して痛みの検査
 膝を伸ばして足を拳上、股関節を45度外転、足先も45度回外。
 そのままの位置で、足首を外側45度下方へ軽く押して筋力の検査
8.大腰筋の導引調整
 痛みの少ない方、筋力が強い方の足側に正座
 足方の大腿部に、脹脛を乗せ、
 足の拇指を背屈し、拇指球を四指で掴むように上から抑え、回外方向へ圧
 そのまま維持し、腰を捻るように骨盤を上げ、脱力
9.股関節牽引調整
 足側から両足首を持ち上げ、痛みが少ない方の腰を伸ばすように
 身体を側屈、密位になったところで内側の足を置き、
 外側の足を更に側屈、しばらくそのまま維持
 足側に牽引し、密位になったところでクン、クン、クンと3回牽引
10.外腹斜筋、脊柱起立筋の導引調整
 外腹斜筋、脊柱起立筋、志室・腰眼のあたりを硬さや圧痛の検査
 痛みがある箇所に足側の指を当て、
 頭側の手で手首を掴んで術者の頭上へ
 肩関節に導引をかけ、脊柱起立筋・外腹斜筋をゆるめる
 腕を内旋し、外旋側に回すのを維持
 腕を円を描くように足側に引き上げるのを維持
 腕を足側へ押し下げるのを維持
 いずれも、指を当てた腰部で支えるように維持
 脱力、と同時に腕を円を描くように足側へふわりと移動
11.腹部調整
12.仙骨叩き

雑談を交えながら和やかな雰囲気で稽古を終える。

施術の仕事で使えそうな手技が増えてきた。
もっと技を磨いて活用していきたい。

ありがとうございます。