古武術整体(活法)稽古34

護身術の殺法に続き、人を活かす活法の稽古。

今日は整体師のSさんが腰痛ということで、
腰の調整を稽古。

1.膝裏硬縮導引調整
2.大腰筋の圧痛検査
 仰臥位で小転子を押圧して痛みの検査
3.大腰筋の導引調整
 痛みの少ない方、筋力が強い方の足側に正座
 足方の大腿部に、脹脛を乗せ、
 足の拇指を背屈し、拇指球を四指で掴むように上から抑え、回外方向へ圧
 そのまま維持し、腰を捻るように骨盤を上げ、脱力
4.股関節牽引調整
 足側から両足首を持ち上げ、痛みが少ない方の腰を伸ばすように
 身体を側屈、密位になったところで内側の足を置き、
 外側の足を更に側屈、しばらくそのまま維持
 足側に牽引し、密位になったところでクン、クン、クンと3回牽引
5.仙腸関節の調整
 伏臥位で仙腸関節の圧痛検査
 痛みのある場所に四指を当て、膝を直角に屈曲
 そのままの姿勢で股関節を外転し、圧痛が無くなる、または、
 少なくなる位置で止め、膝を持ち上げて、ドスンと落とす
6.腹部調整
7.仙骨叩き

最後に前腕の調整を行い稽古終了。

うぅ~ん。
まだまだ修行が足らないな。

ありがとうございます。
もっと精進します。