古武術整体(活法)稽古38

前回に引き続き、目の調整。
目と骨盤は繋がっており、骨盤を調整することによって
視界が広がり、視力も回復することがある。

今回は、「固定」と「移動」を使った骨盤の調整。

1.視力の検査及び立位で骨盤の変位検査
 ASISとPSISの検査。
2.骨盤前傾の調整
 ASISが出ている方を上にして横臥位。
 下の足は、真直ぐに伸ばし、
 上の足を股関節・膝関節それぞれ90度に屈曲。
 座骨を押し、ASISを引くように圧をかけて固定。
 受者は膝を伸ばし、股関節を伸展。5回。
 5回目は、下の足を超えて伸展し、ゆっくり脱力。
 深呼吸して手をはなす。
3.骨盤後傾の調整
 PSISが出ている方、もしくは下がっている方を上にして横臥位。
 下の足は、真直ぐに伸ばし、
 上の足は膝を伸ばして股関節は伸展。
 PSISを引き、股関節を押すように圧をかけて固定。
 受者は、膝を伸ばしたまま股関節を屈曲。5回。
 5回目は、下の足を超えて屈曲し、ゆっくり脱力。
 深呼吸して手をはなす。
4.視力の検査及び立位で骨盤変位の検査

明らかに目の前が明るくなり、視界が広がった。
すごい!

続いて、目の調整、首の傾きの調整。
目の周りや首は神経が密集している為、
慎重に、丁寧に行う必要がある。

施術後は、視界が広がり目の前が明るい!

すごい!活法の技。

少しずつでも技をモノにしていきたい。

ありがとうございます。
もっと精進します。