護身術稽古14

14回目の稽古。
なかなか身体のクセが抜けない。
まず、姿勢。
私は西洋的ないい姿勢。胸を張り背筋が伸びている状態。
でも、武術的には含胸抜背がいい姿勢だ。

含胸抜背は、一般的には「背中を丸めて上半身の力を抜く」姿勢で、
別名を、空胸実腹、開胸張肘といい、日本の練丹法の極意の上虚下実と同じもの。
らしい。。。

・背骨を十字に伸びやかに広げる身法で、窮屈な猫背とは異なる。
・鎖骨のVが、水平に近くなって、なで肩になり、背中は、肩甲骨が広がり滑らかになる。
・首は上方に引かれ、腰は鳩尾の真裏を起点に上下に引き伸ばされる。

クセとは恐ろしいもので、なかなかこの姿勢になれない。

また、足幅がどうしても広くなりすぎる。
金的がガラ空きだ。

ルールがあるスポーツとは違い、何でもありの武術では、
急所は晒してはいけない。
また、バランスを崩さずに素早く動く足捌きにも、
足幅が広すぎると対応ができない。

柔道の摺り足は何とか克服できたので、姿勢のクセも克服できるだろう。

ありがとうございます。
もっと精進します。