護身術稽古16

一週間空いて、久しぶりの稽古のような気がする。

準備運動の時に行う、後ろ周りでの受け身。
初めの頃は、後頭部が畳にゴツゴツと当たってしまっていて
全く受け身の役割をしていなかった。

最近はやっと、頭を打たずに、柔らかく転がれるようになってきた!

柔道の受け身には、後ろ周りでの受け身は無い。
後ろに倒れたら、回転せずに肘から下を畳に叩きつけて
衝撃を吸収するやり方だ。
あくまでも、畳の上で勝負をする競技だ。

後ろ回転の受け身は、身体を丸めて衝撃を吸収し、
コロッと転がり、素早く立ち上がる。

最近の柔道の試合をみると、
受け身を取ると一本や技ありを取られやすいためか、
身体を丸めて横から落ちる格好が多い。
時代と共に、基本まで変わってしまうんだと感じる。

護身術では、野外での戦いを想定し、
柔道の畳を叩いて衝撃を吸収するというやり方はとらない。
野外、アスファルトで受け身を取ると、
頭、背骨や骨盤は守れるが、肘が砕け以降の戦いはできなくなるだろう。

その点、護身術や合気道の受け身は、投げられた衝撃を、
身体を丸めて転がるように捌くようだ。

この身体に沁みこんだクセは、なかなか抜けそうにない。。。

また、今日の稽古では、複雑な体捌きを稽古したが、
動きながらの体捌きで、すり足のクセが出てしまった。
また、足幅も広い。
これでは居ついてしまい、素早い動きができない。

まだまだ、これからだ。

ありがとうございます。
もっと精進します。