古武術整体(活法)稽古43

今日は難病の方に対しての調整。
難病と言っても色々あるが、主に背骨を調整することにより
脊柱をゆるめ、脊柱起立筋をゆるめ、脊髄神経をゆるめる。

脊髄神経は、簡単に言うと
脊柱から枝のように出ていて全身に神経を張り巡らせている。
知覚を司るもの(知覚神経)、運動を制御するもの(運動神経)、
内臓や内分泌等を司るもの(自律神経)等がそうだ。

筋力検査
正座位の後ろから肩を包むように両腕で抱えて固定。
その状態で上体を横に回してもらい、筋力、左右差を検査。

伏臥位
・指を脊柱の両側に添え、その指をトントン叩いていく。
 その時に、音や痛みを確認。
・横に位置し、脊椎を両手の四指と拇指で挟み、揺らしながら整える。
 頸椎7番から仙骨まで。
・脊柱起立筋を両手の四指と拇指で挟み、揺らしながら整える。
 脊柱起立筋の筋膜を引き剥がしてゆるめるイメージ。

筋力検査
正座位の後ろから肩を包むように両腕で抱えて固定。
その状態で上体を横に回してもらい、筋力、左右差を検査。

うん! 明らかに筋力が強くなっている。
調整後は脊柱のあたりがポカポカと温かく、血流が良くなっている。

今回の稽古も、盛り沢山の濃い内容だ。

ありがとうございます。
もっと精進します。